【第二弾:#中国のライブEC事情・企業紹介】
今回は中国でのライブECを検討している方のために、LiveEC大手の三社「淘宝Taobao」「抖音Douyin」「MOGU」の情報を紹介していきます。
前回は中国のEC市場の特徴や基礎知識、市場分析などについて解説していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
【第一弾:#中国のライブEC事情・全般図】
【淘宝Taobao】
淘宝(Taobaoまたはタオバオ)は中国で一番シェアが高いECプラットフォームである。商品の種類が豊富で、サプライチェーンも完備。2019年には中国初のLive EC専門アプリをリリースした。現在、1600社以上のMCNと200社以上のライブ代理店と連携している。
【抖音Douyin】
抖音(Douyinまたはドウイン)はショットビデオSNSで、膨大なトラフィックが集まる。2020年9月時点で、DAUは5.27億となっている。トラフィックを収益化するために、LiveECを導入した。現在、自社のサプライチェーンを構築する方針を固め、外部への依頼を軽減させる狙いである。
【MOGU】
MOGUは2011年に起業したECプラットフォームで、ファッションコーディネートに関するショッピングガイドサービスを提供している。2020年Q3の総GMWは518億円に上り、その内の4割はLiveECによる収益となっている。他社よりもインフルエンサーやKOLの育成に熱心な様子である。
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